メールマガジン
2016/07/19
くぼ ジャパンPress~関西から日本へ~【メルマガ351号】
『忙しい社長のための「休む」技術』
☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆
くぼ ジャパンPress ~ 関西から日本へ ~
Vol. 351 平成28年 7月12日
☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆
このメールは、久保総合会計事務所の顧問先様と、セミナーにご参加頂いた方、
今までに名刺交換をさせて頂いた方にお送りしております。
「関西から日本を元気にしよう!!」をモットーに日夜奮闘している会計事務所
が送るメールマガジン。下記スケジュールで、新鮮な情報を配信中です!
☆‐ 毎月15日 「社会保険・労働保険・助成金等の情報」
☆‐ 原則毎週火・金曜日 「経営・財務に関しての情報」
* 配信を希望されない方は、お手数ですが本メール最後をご覧ください。
[目次]=================================
∥
∥ ♪『忙しい社長のための「休む」技術』♪
∥ …集中力、モチベーション、生産性を高める最新科学
∥ (著者:トニー・シュワルツ氏、発行所:ダイレクト出版株式会社)
∥
∥===================================
■┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
└■◆経営コラム
♪『忙しい社長のための「休む」技術』♪
…集中力、モチベーション、生産性を高める最新科学
(著者:トニー・シュワルツ氏、発行所:ダイレクト出版株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
高いパフォーマンスを引き出すために、仕事に対する取り組み姿勢・考え方に対
して一石を投じた良書です。本文を「 」で引用しながら紹介いたします。ほん
の一部ですが。
https://www.d-publishing.jp/
■人は集中することで、深い思慮と大局的な思考回路が働くようにできているよ
うです。
○「人の脳の仕組みは、一度に与えられる情報が多くなるほど、うまく吸収でき
なくなるようにできている。」
○「注意を分散させると、記憶として残るものも少なくなる。」
○もはや、多くの現代人は疾病〔ADHD(注意欠陥多動性障害)〕のレベルに
あるそうです。
「米精神医学会が発行している〔精神障害の診断・統計マニュアル第4版〕で
は、ADHDの主な症状が次のように説明されている。
・作業への注意力を維持することがしばしば難しくなる。
・直接話しかけられているときに、聞いていないように見えることが多い。
・作業や活動を整理することが難しいと感じることが多い。
・知的努力を持続させる必要がある作業をしばしば避ける、嫌う、あるいはや
りたがらない。
・外からの刺激に簡単に注意をそらされる。」
■情報そのものが貴重で、限られたインテリのみが情報を有した時代には、「知
識は力」(哲学者:フランシス・ベーコン)といわれていましたが、あり余る情
報に埋もれる現代においては、「情報が何を消費するかは明らかだ。情報の受け
手の注意力を消費するのである。それゆえ、情報が豊かになるほど、注意力は貧
困になる。」(ノーベル経済学賞:ハーバード・サイモン)
■多くの企業人が、ADHDを患っているようです。
○「我々が協力してきたほぼすべての組織の文化は、ここで挙げたADHDの症
状で特徴づけられていた。その大きな理由は、今では注意持続時間の短さと断
片的な集中が、一般的な状態として広く受け入れられているからだ。多くの組
織では、注意力が意識的な訓練と定期的な再生が必要な能力だということに気
づいていない。」
○「私たちは、生活の中のつまらないあれこれに今まで以上に夢中になることを
自分に許してしまった。注意が分散された生活に価値を置くと…何よりじっく
り考えるための時間と空間が奪われてしまう。それが複雑で変化の激しい新し
い世界で成功するための切り札だったのに。私たちは効率を重視するあまり、
人間ならではの本質的な性質の一部をすっかり衰えさせてしまった。」
(マギー・ジャクソン)
■自分の注意力のコントロールを取り戻すためには…
○「2つの事を同時にしようとする誘惑に負けないようにしよう。結局はどちら
に対しても十分な注意を与えないことになるからだ。」
○「1日に少なくとも1時間はメールを完全にオフにするようにしよう。そして、
目の前の重要な仕事に集中する。」
■一流人と普通の人の違いは…
○「一流の人たちを普通の人と分けるのは、大きなプレッシャーのもとでも余計
なことには気をそらさずに集中できる能力なのである。」
○「一流のアスリートは、彼らの目を見るだけで、どれだけ1つの事に集中して
いるかがわかる。心臓外科医、戦闘機のパイロット、バレエダンサー、ある
いは法廷で最終弁論に臨むときの弁護士も同じだ。彼らは注意力と認知能力
のすべてを目の前の仕事に向けている。」
■まとめ
○「人間はマルチタスキングが出来ないようにできている。コンピューターと違
って、人間は作業を1つずつ順番にこなすように遺伝子に埋め込まれ、人間
の脳は同時に2つの別々の認知作業に集中することができない。」
○「私たちの注意を細切れにするものには2種類ある。1つが外の世界のもの、
つまり私たちの周囲で起こっていること。もう1つは内面的なもので、自分
の頭の中の際限のないおしゃべりだ。」
ご自身の、自社の習慣を見直す好機と捉えて、ご一考ください。
※銀行融資プランナー協会の正会員である当事務所は、クライアントに『お金の
心配をできるだけしない経営を行ってもらう』ための新しい機能(=金融機関対
応を含む財務の機能)を持つことを宣言いたします。
我々は、『税理士』ではなく、『新・税理士』です。
遠慮なくご相談ください。