メールマガジン
2014/09/22
くぼ ジャパンPress~関西から日本へ~【メルマガ192号】
退職後の傷病手当金に関する疑問解決Q&A
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くぼ ジャパンPress ~ 関西から日本へ ~
Vol.192 平成26年 09月22日
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[目次]=================================
∥ ♪ 退職後の傷病手当金に関する疑問解決Q&A ♪
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└■ 退職後の傷病手当金に関する疑問解決Q&A
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健康保険の被保険者が病気やけがのために会社を休み、給与を受けられない場
合、次の要件をすべて満たせば傷病手当金が支給されます。
(1)業務外の事由による病気、ケガの療養のための休業であること
(2)労務不能であること
(3)連続する3日を含む4日以上欠勤していること
(4)休業期間中について給与の支払いがないこと
今回は、退職後の傷病手当金に関しての様々なケースをお知らせしたいと思い
ます。
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退職後にも支給を受けるためには、次の要件を満たす必要があります。
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(1)退職日まで被保険者期間が1年以上ある(転職などで事業所が変わっていて
も1日も空白がなければ通算できます)
(2)退職日に傷病手当金を受けている、若しくは支給要件を満たしているが受け
ていない状態である。
受けていない状態とは、待機期間を満たして休業しているが会社から給与が出
ており給付が行われていないケースなどです。このようなケースでは退職日の
出勤にご注意ください。挨拶程度の出勤であれば問題ないですが、働かれた場
合は労務不能ではなくなるので、支給されません。
また退職後の傷病手当金は在職中の場合とは異なり、一旦働ける状態になった
後に再度労務不能になっても支給されませんのでご注意ください。
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退職後に傷病手当金と失業保険を受けられる?
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失業保険は働けるのに仕事に就けない状態でないと支給されません。
従って傷病手当金を受給中は働ける状態ではないので、失業保険は受けられま
せん。失業保険は離職後1年以内に受給しなければいけないので、このような場
合は受給期間の延長の手続きをしたうえで、働ける状態になってから失業保険
を受給することになります。
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退職後、傷病手当金をもらいながら扶養に入れる?
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退職後、家族の加入している健康保険の被扶養者になる場合は収入要件に注意し
なければいけません。被扶養者になれるのは、今後の年間の見込み収入額が130
万円未満です。
傷病手当金は収入に含まれますので、傷病手当金の場合、1日当たりの額が3,611
円(130万円÷12ヵ月÷30日)以下であれば被扶養者になることができます。