メールマガジン
2015/09/29
くぼ ジャパンPress~関西から日本へ~【メルマガ258号】
『1万時間の法則』(若いビジネスマンへのメッセージ!)
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くぼ ジャパンPress ~ 関西から日本へ ~
Vol. 258 平成27年 9月 29日
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このメールは、久保総合会計事務所の顧問先様と、セミナーにご参加頂いた方、
今までに名刺交換をさせて頂いた方にお送りしております。
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[目次]=================================
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∥ ♪『1万時間の法則』(若いビジネスマンへのメッセージ!)♪
∥ …ビジネスのプロとは何か?
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└■◆経営コラム
♪『1万時間の法則』(若いビジネスマンへのメッセージ!)♪
…ビジネスのプロとは何か?
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■「52枚のトランプを無作為に観客に並べ替えてもらった後に、『種も仕掛け
もありません。』と一通り(数秒間)観客にカードの表を見せます。この時に
52枚のトランプの並びをすべて暗記してしまうそうです。後は、自分でトラン
プを繰り返し並べ替えますが、どう並べ替えたかはすべて手の感覚で頭に入って
いるそうです。何枚目に何があるのか、すべてです。観客が『ストップ』と言っ
て止まった場所のカードは、把握できています。さらに並べ替えながら、一枚ず
つめくるカードを言い当てます。」
トランプを使ったプロマジシャンの、種も仕掛けもないマジック?です。暗記力
と正確な手さばき、まさに訓練の賜物です。資質の問題もあるでしょうが、とん
でもない努力を長期間続けてこられたのでしょう。
3年、5年、いや、10年以上でしょうか。
■マラソンの世界記録ホルダーは、42.195キロメートルを2時間3分弱、
時速20キロメートルを超えるスピードで2時間強を走り続けています。
資質の問題もあるでしょうが、とんでもない努力を長期間続けてこられたのでし
ょう。
3年、5年、いや、10年以上でしょう。
■1万時間の法則があります。
The New Yorkerのスタッフライターであるマルコム・グラドウェル
氏が提唱し始めた、集中して1万時間努力を継続できれば、その分野ではある程
度以上のレベルに到達できる、とする法則です。
ダラダラではなく集中して、これが条件です。
○小学校1年生から野球を始めて、365日毎日3時間ずつ集中して練習を継続
できれば、高校1年生の夏に1万時間の壁を越えられます。夏の甲子園で注目さ
れた、早稲田実業の清宮幸太郎君は、1万時間を越えているはずです。(※あく
までも推測ですが。)
■ビジネスマンにとって、1万時間の対象は何でしょうか?その対象は、今の仕
事そのもの、または、関連性の強い分野に絞るべきです。
○勤務時間をすべてカウントするならば、1日8時間、250日で2,000時
間、5年で1万時間に到達します。確かに、5年も社会人を経験すれば、殆どの
人はそれなりに仕事を覚えます。
○自宅での週末学習や、勤務後の自己学習に時間をつぎ込める人は、1日10時
間、330日で3,300時間、3年で1万時間に到達します。期間を集中して
いる分、習得レベルも格段に向上するはずです。
年長者は、さらに、勤務時間を積み上げているわけですから、いずれにしても1
万時間の壁は越えているはずです。
■仕事に対しては、プロ(を目指す)意識が重要です。
・プロのマジシャンは52枚のカードを瞬時に暗記して自在に扱えます。
・マラソン選手は、時速20キロメートル前後で二時間強走り続けることができ
ます。
・プロの野球選手は、150キロメートルの白球を打ち返すことができます。
…等々
■プロのビジネスマンである貴方は、何ができますか?何ができることを目指し
ますか?
今取り組んでいる業務分野において、徹底的にプロ化を図るべきではないでしょ
うか?
○営業職であるならば、日常の業務に百%のエネルギーを投入しながら、併せて、
営業に関する様々な自己研鑽に励むことでしょう。関連書籍を読み漁ったりしな
がら、日々の業務で仮説と検証を繰り返しながら、予算の達成に邁進するのでし
ょう。この様な姿勢で1万時間超の時間を過ごすことができたなら、営業のプロ
として立派に人生を送れるはずです。
○経理職であるならば…
○技術職であるならば…
等々、すべて同じです。
■プロとセミプロの間には、大きな壁があります。
プロは、道を究めた専門家です。セミプロは、良く知っている便利な人です。プ
ロとセミプロの間には大きな壁があります。貴方がプロであるならば、貴方の食
い扶持は生涯確保されるはずです。職を求めて苦労することはありません。
貴方がセミプロであるならば、運が悪ければ職を失います。
希望したのか?または、必然なのか?は別にして、今の仕事でプロになりましょ
う。
会社のためだけではありません。自分のためにです。