メールマガジン
2016/08/30
くぼ ジャパンPress~関西から日本へ~【メルマガ363号】
『繁盛貧乏に陥らないために…』
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くぼ ジャパンPress ~ 関西から日本へ ~
Vol. 平成28年 8月30日
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このメールは、久保総合会計事務所の顧問先様と、セミナーにご参加頂いた方、
今までに名刺交換をさせて頂いた方にお送りしております。
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が送るメールマガジン。下記スケジュールで、新鮮な情報を配信中です!
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[目次]=================================
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∥ ♪『繁盛貧乏に陥らないために…』♪
∥ …忙しいけど儲からない5つの理由!
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└■◆経営コラム
♪『繁盛貧乏に陥らないために…』♪
…忙しいけど儲からない5つの理由!
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■収益と忙しさの状態で会社を4つに分類すると以下になります。
1.繁盛高収益企業…
「当社は忙しいです。故に大変儲かっています。」
2.閑散貧乏企業…
「当社は暇です。故に儲かっていません。」
上記の二つは納得できます。また、
3.閑散高収益企業…
「当社は多忙ではありませんが、それでもしっかり利益を出しています。」
一方、
4.繁盛貧乏企業…
「当社は超多忙ですが、利益はありません。」
■繁盛貧乏企業にならないように、また、そうであるならば抜け出すための方法
を考えてみましょう。
繁盛貧乏に陥る会社には概ね共通点があります。
◆理由1:価格(安売り)を売るための道具として安易に利用する。
事業は、その商品やサービス内容、ブランドで競合と戦っていかねばなりません。
そのサービス内容やブランドを磨かずに、その不足分を価格で補おうとする行為
は命取りです。
価格は売るための道具ではありません。この認識と決意が必要です。
売るための道具として安易に低価格を訴求していると、繁盛貧乏に陥ります。
⇒価格(安売り)を売るための道具として安易に利用しないでください。
◆理由2:閑散であることに耐えられない。売上至上主義に陥る。
とにかく売上が欲しい、間違えではありませんが、売上の総額だけを追いかける
と、利益の概念が希薄になります。
売上だけを求めずに、利益を同時に追いかけてください。
⇒売上至上主義に陥らないでください。
◆理由3:心から利益を求めていない。
節税指向を過度に持ち合わせている社長も少なくありません。税金は、利益に係
数を乗じた金額です。節税の行きつくところは利益を出さないことです。心から
利益を求めない事業体が高収益を上げることはありません。
※できる節税は当然しっかり行いましょう。
⇒利益を心の底から求めてください。
◆理由4:ビジネスモデルが疲弊している。事業領域が悪い。
「貴社は、類似の他社と何が違いますか?」この質問に対して、明確な解を提供
できない会社は絶対に儲かりません。
この解を顧客に提供し続けること、そのために商品やサービス内容、ブランド等
を徹底的に磨きましょう。
⇒どこにでもある事業は通用しない時代です。上手く行っても繁盛貧乏です。他
にない何かを創り上げましょう。
◆理由5:客層が悪い。(生きる世界が悪い。)
世の中は原因と結果、因果の関係が明確に成立しています。良い会社には良い顧
客が、そうでない会社にはそうでない顧客が、逆に、良い顧客は良い会社を、そ
うでない顧客はそうでない会社を選びます。
鶏と卵…どっちが先かの議論に終着しますが、価格(安売り)を売るための道具
として安易に利用すると、それに乗っかって、他者の価値を認めない顧客が訪れ
るようになります。いかがでしょうか?
⇒良い会社(事業)を作って良い顧客とお付合いしましょう。
忙しいのに儲からない「繁盛貧乏」の状態は、会社を根底から疲弊させてしまい
ます。この状態を継続すると、知恵を生む気力を奪い去ってしまいます。最終的
に市場から退場する会社の多くはこのパターンです。
1.価格(安売り)を売るための道具として安易に利用しないでください。
2.売上至上主義に陥らないでください。
3.利益を心の底から求めてください。
4.他にない何かを創り上げましょう。
5.良い会社(事業)を作って良い顧客とお付合いしましょう。
この機会にご再考いただければ幸いです。
※銀行融資プランナー協会の正会員である当事務所は、クライアントに『お金の
心配をできるだけしない経営を行ってもらう』ための新しい機能(=金融機関対
応を含む財務の機能)を持つことを宣言いたします。
我々は、『税理士』ではなく、『新・税理士』です。
遠慮なくご相談ください。